耳栓の遮音性能

NRR=Noise Reduction Rating 日本語でいうと騒音減少の度合い

 

 

EPA(Environmental Protection Agency:アメリカ合衆国環境保護庁)が定めている基準である。

 

単位はデシベル(dB)で値が大きくなるほど遮音性能が高くなる。

 

80dbの音に対して、NRR33の耳栓を装着して、その耳栓を装着すれば、98%以上の人が、80-33=47dbへの遮音効果が期待される耳栓である。

 

 

NRR33の耳栓は、遮音性能が一番高いのだが、その中でもMoldexの耳栓の遮音性能が高い。

 

 

防音タイプのイヤーマフというものもあるが、ペルターのH10Aなどの最高クラスの遮音性能を持つものでも、NRR30。

 

単独使用の場合は、NRR33の耳栓の遮音性能の方が高いと言える。

 

 

ちなみに、100円ショップ(ダイソーなど)に売られている耳栓には、遮音性能が書いていないようである。

 

 

耳栓とイヤーマフを併用すると、単独で使用するよりも遮音性能は高くなるが、それぞれのNRRを足した数の遮音性能になるわけではない。

 

 

たとえば、耳栓(NRR33) + イヤーマフ(NRR30) → NRR63 にはならない。

 

 

参考ページ: 耳栓の遮音性能比較